【臨床工学技士 必見】まだ間に合う!?告示研修徹底攻略!!

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 今回の内容は臨床工学技士特化の内容である。
臨床工学技士の告示研修をご存じだろうか?

受けた方もどのようなモノだったかの確認、受けてない方は至急動く必要がある。

告示研修は2027年の3月までに受けないと大変といわれている。今回は私が告示研修をした時の話も書こうと思うので参考にしていただけたらと思う。

臨床工学技士に関しては将来有望?医療系なんでも屋さん!?臨床工学技士について!!をご覧ください。

また、告示研修に飛びたい方はhttps://ja-ces.or.jp/kokuji-kenshu/をクリックください。
オレンジの「受講の申込み 外部サイトへリンク」より進めることができるのでまだの方は利用して頂きたい。

 臨床工学技士の国家試験は今年で(2024年度)38回目と資格ができてから30年以上たっている。近年の科学技術の進歩は激しく30年経つと新技術が色んな病院に定着していくのに十分な時間である。

医療の中で臨床工学技士は最先端技術に関わる可能性が非常に高い立ち位置にいる。そのため、パソコンやスマホがバージョンアップするように臨床工学技士も知識、技術をバージョンアップする必要がある。

近年臨床工学技士の需要が高まっており、告示研修を行うことで業務の拡大が必須になっている。

告示研修の対象者は何年も働いている方と思ってないだろうか。告示研修が必要なのは以前の知識しか持っていないからという解釈で考えるなら当然のことだろう。

もちろん、何年も働いているベテランの方も対象であるが注意しないといけない方もいるので記載しておく。

それは2025年4月1日以前に臨床工学技士になった方である。告示研修が開始してから数年経つが告示研修開始した後の資格取得者も対象になっているので注意がいる。

 告示研修の受講料は日本臨床工学技士会に入っているかによって金額が変わる。実際の金額は下記の通りである。

・日本臨床工学技士会員  38,000円
        非会員  60,000円

個人的な感想を言うと高いと感じてしまうが研修の維持費などで日本臨床工学技士会のお金などが使われている為金額差があるようである。

会員になって一年でやめてしまえばお得なのではと思う方も多いと思うが現実はそんな単純ではない。

日本臨床工学技士会の入会費2,000円、年会費10,000円であり、日本臨床工学技士会入会の段階で各都道府県の技士会費をとられる。また、今年度の告示研修の枠の多くは埋まってしまっており、動画視聴が終わったとしても今年度に受けれず2年目に突入してしまうと非会員の方が安くなってしまう。苦労のわりにそこまで得しないのが現状である。

個人的には新情報などが得られる、資格の経験年数の条件などになっているため日本臨床工学技士会などに所属することをオススメしている。しかし、1円でも損したくないという方に関しては非会員の方がよさそうである。

告示研修内の業務拡大

・手術におけるガウン着脱等の清潔操作
・内視鏡手術のカメラ保持と操作
・静脈路確保、抜針、止血
・静脈路からの薬液投与
・動脈表在化の穿刺
・心臓カテーテルの電気的負荷

大きく分けると上記のようなものがこれまで暗黙の了解もしくは違反であったモノの多くができるようになる。

多くの方は透析業務に従事している為、上記でいうと「動脈表在化の穿刺」が特に関係している。
動脈表在化は全体の一割いるかどうかであるが現場の状況によっては臨床工学技士がグレーでもささないといけない状態にあったが告示研修により動脈の構造など動脈表在化に関する知識を持った状況で穿刺できるようになるので穿刺を行う全臨床工学技士は告示研修を受けることをオススメする。

1日目

開始~終了時刻時間(分)
受付12:20~12:4020
ガイダンス12:40~12:5010
手術における清潔操作12:50~14:0070
休憩14:00~14:1010
鏡下手術カメラ
保持・操作
14:10~19:00290分
(休憩10分含む)

手術における清潔操作は手指消毒を練習したり、ガウンや手術用手袋の着脱の仕方を隣りの方とペアになりガウンを着る人、その補助をする人の立場として研修を行う。

同様に、鏡下手術カメラ保持・操作もカメラ操作者と外回りで役割を設けケーブルを渡したりという実用的な対応練習ができる。

2日目

開始~終了時刻時間(分)
受付9:20~9:3010
静脈路からの薬液投与9:30~10:0030
休憩10:00~10:1010
静脈路の確保
静脈路の抜針・止血
10:10~11:4090
昼休憩11:40~12:2040
動脈表在化の穿刺12:20~13:3070
心・血管カテの
電気的負荷
13:40~14:4060
ガイダンス14:40~14:455

 模擬血管を用いて静脈路・動脈表在化の穿刺練習を行う。隣りの方とセット1つをシェアする形になるので透析業務を行っている方からすると少し物足りなさを感じてしまう方も多いかもしれない。

また、心・血管カテの電気的負荷の研修は動画視聴のみのため2日目の最後で疲労がたまっているタイミングで眠気との闘いになるのでしっかり休養を取ってから挑んで欲しい。

注意
遅刻や早退した場合二日目段階でも初日から受け直しになり、再受講にお金がかかるとのことである。

持っていかないといけないモノ
・受講票
・二日目のお昼ご飯
・動きやすい服装、袖めくりできる服装、動きやすい靴
・ボールペン

受講票に関してはないと受けれない可能性があるので実技研修の開催4日前にダウンロードして印刷していくようにしましょう!!

ボールペンに関しては忘れたとしても会場で貸していただけるようですが持っていくに越したことはないだろう。出席確認の一つで紙に受講番号など記載する必要がある。

お昼ご飯に関しては私が行った会場では食べていいとのことだったので軽食等持ち込みをオススメする。お昼休憩が40分と外に食べに行くにはタイトなため余裕をもっていきたい方はおにぎりなどの持参をした方がバタバタせずに済む。

 ここまで色んな話をしてきたのだが告示研修の期限は特にない

ここで、多くの方は2027年までに告示研修受けないといけないのではと思ったのではないだろうか?なぜそのように言われるかというと大々的な全国での告示研修が終了するためである。簡単に言うと2027年以降頻度が年数回だけで東京のみになるのである。

東京や関東に住んでいる方に関しては必要になったタイミングでとりに行けばよいかもしれないが多くの方はそれ以外の地域に住んでいるため、移動費や宿泊費など非常にお金がかかってしまう。

できるだけ期限内に行くようにしましょう。

 私は元々日本臨床工学技士会に入っていたため2024年に告示研修を申込を行いオンデマンド視聴を行い、告示研修の実技講習を受けた。

オンデマンドは内容が濃いため時間をかけて見ていく方が良いだろう。私は2連休と勤務日1日で一気見に近い形で見たがすべて頭に入るかというと後から内容を見直すことが多かったように思う。

また、実技講習の場所は各地方で分かれているが回数自体が少なく私の場合自分の地方でとろうとすると半年後しか空きがない状態であった。

東京開催が若干多いように感じるがこれは日本臨床工学技士会の事務局が東京にあるからだと考えられる。

告示研修の実技研修は2日にわたり遅刻厳禁とされており、色んな実技を隣りの方とセットで作業をする。

実技研修中は説明動画を見てその動きをまねることが多かったように思う。周りに先輩技士の方が巡回しているため、わからない時や器具の故障などの時はその方に相談することができる環境で困った場面は少なかったように思う。

 今現在2万人以上の臨床工学技士が告示研修を修了している状態にある。

何かしらの理由で転職する際に今はないが告示研修を受けた方という条件が付いてもおかしくないだろう。履歴書に書かずごまかせたとしても、面接の際聞かれる可能性は非常に高いだろう。

実際に告示研修を受ける必要が出てきたときは急を要する場面が多く近場で行けず、年数回の東京へ行かないといけないとなると移動費などがかかるなど必要以上に時間、労力、お金がかかるだろう。

あと定年まで5年圏内や早期退職を検討している方以外は基本とっておいた方が良いだろう。

・告示研修の対象者は2025年4月1日以前に臨床工学技士になった人である。

・受講料は日本臨床工学技士会員38,000円、非会員60,000円である。

・告示研修は動脈表在化穿刺、鏡下手術のカメラ操作、ガウンテクニックなど多くのことを学べる。

・転職などの時にとってて当たり前として扱われる可能性がある。

2025年5月18日 初投稿 

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