あなたは退職代行を知っているだろうか？
最近はやっているから存在自体は知っているけど実際どのようなものなのか、注意点があることはご存じだろうか？
転職する際に知っておくと役立つかもしれない新常識退職代行について。
今回の記事をオススメする人
・転職を検討している方
・最近はやりの退職代行について知りたい方
・今の仕事がしんどいと感じている方
そもそも退職代行とは
退職代行とは従業員に代わって会社に退職の意思を伝え必要な手続きを代行するサービスである。条件をつけることで会社から本人への連絡を拒否する等の意思を伝えていただくこともできる。
良好な職場であれば「退職代行なんて使う必要ある？」と思う方も多いだろう。しかし良好な職場だからこそ退職を言い出しにくい時もあるだろうし、退職代行はどんどん使用率が増えていること良好でない職場に苦しんでいる方も一定数いるのだろう。
真面目に働いていたら関係ないと思う方も上司、部下が変わったり、会社のシステムや仕事内容が変わってしまって肩身が狭くなってしまうことがあるので決して他人事ではない。
転職先を決めた時に円滑に退職できるようにサポートしてくれる退職代行を事前に理解することは転職活動と同じ位必要なことである。
退職代行を利用する理由
退職代行を用いる主な理由は下記の三つとされている。
①真面目で責任感が強すぎる
②強引に引き止められる
③いじめやハラスメントに悩んでいる
①は意外と思われるかもしれないが真面目で責任感が強すぎる方である。真面目で責任感が強すぎる方は仕事やストレスをため込みやすく、会社は助け合うモノで困っている職員に手を差し伸べるものと考える方が多い。周りから責任感などを買われリーダーや頼れる先輩として扱われる場面が多い。状況が悪くても「自分がこの職場を引っ張っていかないと…」と頑張ってしまい上司からは都合のいい駒、部下からは頼れる上司という板挟みになり限界を迎えたタイミングで退職代行を使用することになる。
②強引に引き止められるは退職代行の王道になるだろう。
引き止められる理由は多岐にわたるが固有スキルを持っている方はもちろん、役職を持っている方、人数が少なく1人でも辞められると現場が回らない場合がある。
固有スキルの種類は多岐にわたるが例えば、不動産業における宅建士のようにその資格を持った方がやめてしまうと仕事が成り立たない方や平社員と社長の間にあたる役職の方、職場が慢性的な人数不足で1人以上の働きをしている方などがいる。
これらの方は職場にて都合よく使われていることが多い。資格を持っているが手当が寸志だったり、相場より安く扱われている場面も多い。役職の方も平社員と社長の間で板挟みになっていたり、役職ということで残業代がなかったりということもあり、利用するために役職にすることもあると聞く。慢性的な人数不足の現場は上層部が現場のことを把握できていない場面が多い。実務経験などを加味せずとりあえず人数だけいてたらいいだろうと新卒の給与の安い子ばかりで育てる人材がいないなども起きうる。そのような現場で経験者がやめようと考えた際「今後任を募集しているからもう少しだけ待って」や「今待遇改善に努めているからもう少しだけ待って」等情に訴えかけるようなことを言われ結果やめれないということになる。そのような環境の時の最終手段として退職代行を使うのである。
③いじめ、ハラスメントに悩んでいる方も退職代行を使うことが多い。その理由は端的にいうと関わりたくないからである。いじめ、ハラスメントの原因は簡単なものではない。例えば、仕事ができすぎいてやできな過ぎていじめにつながったり、異性の先輩からのセクハラなど色んな形がある。女性で仕事ができる方に対し「女のくせに…」等の嫉妬からパワハラをされるということもあるので注意がいる。
いじめやハラスメントはどの職場でも起きる可能性がある。退職代行を使うことで今後一切かかわらなくてよくなるので体調を崩したりする前に使いたくなる気持ちはわかる。
①、②、③(特に①、②)の方々は非常に優秀な方が多く、気遣いがうまかったり、固有スキルを持っていたりと転職をすれば収入が増えるケースが多いのでオススメである。
新人や明確な理由のない方にはオススメしない
最近は入職直後に退職代行を用いてやめる方も続々と出てきている。理由としては思った仕事ではなかった、希望の課に配属されなかったなどがある。
正直希望の所に配属されないこと、思った仕事と異なることなどは日常茶飯事である。希望の職に就いたところで思った通りにならないことの方が多い。これは転職した先でも同じことが起こる可能性が高い。退職代行自体も商売として成り立つ金額を払う必要があることや転職時に早すぎる転職の履歴書を出すことになり、転職に不利になることもあるのでオススメしない。
また、一度使うとクセになって都合が悪くなった時にすぐ「退職代行を使ってやめたらいいや。」となってしまう。なので明確な理由がない場合は退職代行の使用はオススメしていない。
今の仕事がつらいと感じている方へ
今の仕事がつらいと感じている方は仕事を辞めたいと強く思っているだろう。しかし安易に退職代行などを使い、やめてはいけない。金銭面もそうであるが学べる事、チャレンジできることは会社によって異なることも多い。やめる前に本当に今の会社で学ぶことがないか、チャレンジできることはないかを考えてからやめることをオススメする。
職場によっては学びがない、チャレンジすらさせてくれないという所も多くあるがそのような職場でも学べることはゼロではないので色んな事を吸収する気概を忘れないようにしよう。
ただ、学びが全くなく、一方的に依存される会社であれば退職代行を用いてでも辞めることをオススメする。ホワイトだからと何もしていないと高齢になった時に困ることになるので自己研鑽は少しずつでもいいので行うようにしていくと良い。
退職代行はバレる？
「退職代行はバレるんじゃないの？」という方も少なからずいるのではないだろうか。「転職しようにも退職代行を使ったことを次の職場で知られたらマイナスの影響を与えてしまうのでは？」と思い悩んでいる方はいないだろうか。
一般的に退職代行を使ってバレる可能性は非常に低いのが現実である。というのも、退職代行を使われること自体会社に良いイメージを与えないためである。会社上層部としてはもみ消したい、しかし情報はどこかで漏れて噂等が広がることで合同の会食の時にバレることもわずかであるがあるので注意いる。
オススメの退職代行はこれだ！！
退職代行は即日をうたっているモノが多くある。
しかし後払いでよい退職代行はメンタル面でとても有意義である。
退職代行を使う方はほとんどの方が初めての使用で退職代行を語った詐欺なども多くある。退職代行を使う場面はメンタル的にすごく弱っており人生における窮地に立たされていることが多い。その場面で、お金の心配や詐欺ではないか等色んなことを考えるのはとてもしんどいため退職して気持ちも落ち着いたタイミングで対応できるのはとても魅力的だろう。
まとめ
退職代行とは従業員に代わって退職手続きをするサービスである。
退職代行は真面目で責任感があり過ぎる方、強引に引き延ばしにあっている方、ハラスメントに合っている方が多い。
新人の方が希望の仕事ができないからという理由で使うことはオススメしない。
今仕事がつらくても学びやチャンスを貰える環境ならもう少し頑張ってみても良いかもしれない。逆に学び等がない環境の時は退職代行を使ってでも辞めることをオススメする。
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2025年4月29日 初投稿
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